みなさんこんにちは、ごしぷろです。
私は新卒でリクルートに入社した営業マンです。
リクルートと聞くと頭の中に「起業」という二文字を連想する人もいるんじゃないでしょうか。
それもそのはず。
リクルートは株式会社LIFULLや リブセンス 、 freeeなど、数々の大手IT企業の社長を輩出している組織なのですから。
その他にも数えきれないほどの起業家を輩出しているので、知りたい方は以下のリンクからチェックしてください。
https://keyplayers.jp/archives/3004/
さて、みなさんリクルートが起業家を輩出する企業であることはご存知でしょうが、その理由までは知らない方もいるでしょう。
今日は現役リクルート社員である私が、その理由を解剖していきたいと思います。
Contents
結論:社内の文化と教育制度が徹底的にマニュアル化されているため

結論から申し上げると、営業マンを育てるマニュアルが非常に高いレベルで完成されていること、そして高め合い成長し合う文化が根深く形成されているためです。
具体的にどういうことか、1つずつ説明していきますね。
その1:ロープレという最強営業マン育成制度がある

具体的な内容は社外秘のため言えませんが、
リクルートにはロープレと呼ばれる研修制度があります。
これは先輩社員がクライアントの役をして、新規飛び込み営業やヒアリング、商談などの訓練を行うものです。
他の企業にも存在する教育制度かもしれませんが、
リクルートのロープレは他企業とは比べ物にならないほど厳しく、細かい合格基準によって極限まで定量化されています。
そして約半年の間ほぼ毎日行い、何十項目もあるテストを全て合格するまで延々とやらされます。
完遂しなければ社内で一人前の営業マンとして認められません。
そのため、中にはロープレが辛くてすぐに退職してしまう人もいます。
しかし、この数カ月にわたる研修を終えた頃には、どんなモノでも売れる優秀な営業マンとしての実力と自信がつくのです。

ほとんどのリクルート出身が、この過酷なロープレを完遂しています。
そのため、通常の企業と比べて起業で成功する人の割合が高いのでしょう。
起業の第一歩はモノを売るところから始まりますからね。
その2:ナレッジ共有というスキルアップデート文化

ナレッジとはknowleage、つまり知識のことですね。
リクルートには「ナレッジ共有」という、日々の営業で得た成功体験を共有する文化があります。
例えば、リクルートの社員と名乗っただけで門前払いされた客から契約が取れたら、その勝因などを細かに共有するのです。
このナレッジ共有という文化によって、
「中々商談までいけない」、「自分の営業方法のどこが悪いのか分からない」
などの悩みを持った新人が、自分の営業スキルを素早く強化させることができるのです。
これは他社には中々ない文化だと思います。
ちなみに、ナレッジ共有は毎週行われる「ヨミ会」という会議でグループ毎に行われます。
ヨミ会については後で解説しますね。

その3:グループで個人のKPIを徹底的にすり合わせる会議、通称「ヨミ会」を毎週行う

KPIとは、営業マンがその週に達成すべき数字のことです。
例えば、今週はテレアポを100件かけて、10件アポイント取って、2件商談するなど。
そのような定量的な目標を個人が発表する会議がヨミ会。
ここでは特に新人が詰められます。
具体的にその数字をどう達成するのか、先週の商談はどうして受注できなかったのか、テレアポをたくさんかけているのにアポイントに繋げられないのはなぜか、など。
詰めのあるヨミ会は非常につらいですが、その分できないところを先輩がアドバイスしてくれるので(ナレッジ共有)、毎週自分のできなかった所を改善して新たな営業に挑むことができます。
PDCAを回すというやつですね。
それをグループ単位で強制的に行う文化を持っているため、リクルートの営業は強くなるのです。
まとめ:圧倒的な速度でスキルアップのPDCAを回す文化があるからこそ、リクルートは数多の起業家を輩出する

要するに、他の企業よりも営業マンが進化する機会が多いのです。
そのため、戦闘力の高い人材が多く輩出され、成功するという訳です。
もちろん、その分リクルートの営業は辛いですけどね笑
いかがだったでしょうか。
本気で営業スキルを磨きたいなら、リクルートに入社するのも一つの手かもしれません。
リクルートに就職するなら、大手が多数載っている『転職会議』がいいでしょう。
また、リクルート社員の1日が知りたいならこちらの記事がおススメです!
ここまで読んで頂きありがとうございました、それでは良い社会人ライフを!
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